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ホームページ読者からみた安倍首相

ホームページ読者

テレビで手を振って愛想を振りまくのとは裏腹に、日本中の国民の所得格差をでたらめに広げ、貧困者を増やし、多くのホームレス、自殺者を出した、国民の反対を押し切って自衛隊を派兵した小泉首相。そのあとに安倍氏が首相の座につきました。これではたしてホームページ読者の生活は良くなるのでしょうか。

安倍氏の育った環境は、こんなのだそうです。
子どものころ、かわいがってくれた祖父の考え方を素直に受けついだそうです。その祖父は戦争犯罪人の岸信介元首相です。その考え方について、若いとき家や自分の環境の権威をこれでいいのかなと疑ってみた様子がないらしいのです。これだったら、他人、国民への思いやりなど気が回るはずはありません。「祖父・岸信介の保守の遺伝子を受けついだ"陰性の暗い政治家"だ」という作家もいます。(安倍氏は祖父岸、大叔父佐藤栄作(元首相)、父安倍晋太郎(元外相)の血筋にたよる三世国会議員です。)

安倍首相はすぐさま美しいどころか、"危険な国"への政治に乗り出そうとしています。
戦争を出来る国にするために、さっそく教育基本法の改正を手がけると見られます。子どもの教育の基本は一人ひとりの個性を伸ばす、自由と自主性を大切にすること。これを打ちこわし愛国心を身につけさせる教育です。私たちの子どもの素直さ、可能性を失うことにもなります。政府のねらう改正は国家が学校の監視と統制をおこなうようにするものです。
これと連動して、憲法の改悪もねらっています。9条をなくして、アメリカと肩をならべて戦争をする大国になるという野望をもっています。
友人知人家族の多くが殺傷され、ついには原爆が投下されたあの戦争の事実だけは否定されようもありません。ふたたび国民を戦争にかり出すうごきは絶対に許すことはできないのです。アメリカとともに戦争をするために、戦争をしないと誓った憲法の書きかえは断じてゆるせません。
消費税率を上げることもすでに日程にのせており、社会保障の改悪も準備しています。
これらは直接、わたしたちの心身に重くのしかかります。政策に反対したらやばいとか言っていられません。一センチも譲れないものばかりです。

安倍氏の身の回りに彼を支えてくれる人はいるのでしょうか。
今までの自民党では、ある人が政治を失敗すれば、別の人がでてきて政権を維持できたそうです。こんどの安倍内閣は安倍一色の人たちで今までとはちがっています。したがって、安倍氏を周りで支えたり、補強する人がいないということです。どこかで、政治につまずくと自民党が一気にくずれる可能性を秘めた内閣といえます。

ホームページ読者の皆さん。いまでは、テレビや新聞は保守政党、安倍氏の応援団になっています。憲法改正の方向にマスコミ、さらに学者をもかり集めて動かしているのに気がつきましょう。
これから先、どんな選挙であれ大切にしましょう。選挙のときは、良識ある保守的な政治家と思って投票するのは考え物、取り返しがつかないことになります。一呼吸をいれて、自分は戦争はいやなのか、消費税が上がってもいいのか、愛する子どもが愛国心をむりやり植え付けられて自分から離れていっていいのか、をじっくり考えてから投票しましょう。

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